地域福祉マガジン【グッチョ】@久留米市地域福祉課
市役所の事業や動き、行政サービスの中にもグッチョな物語があるんです
グッチョな人や出来事に遭遇した職員が書いたコラムです
久留米を中心に地域でグッチョな動きをしている人を紹介した号を集めています
木下(きした)修一さん(72)と大倉将太さん(21)は年の差50歳の同級生。令和5年3月1日、県立明善高の定時制課程を卒業しました。1年生の頃は「時々、お互いに声をかけることがある程度」という2人。その後徐々に会話が増え、距離が縮まっていきます― 私はおじいちゃんみたいなもん木下さんは、中学卒業後、家業を継ぐため修行に出ます。その後、父親の事業を継承し、27歳で刃物加工会社を創業。「でも、心に刺さった小さなとげのように、高校進学の気持ちがずっと残っていました」。事業が安定し
地域福祉、地域共生社会、支え合い。これまで「し合う」という感覚をいろんな言葉で表現してきました。そういう感覚はいつから?と、歴史をさかのぼってみようと思いつきました。専門家に聞くと、筑後地域の成り立ちと切っては切れないことのようで― 資源に乏しい島国だから「支え合いやシェアの文化をさかのぼると、アフリカで誕生した人類が、猛獣から身を守るため集団をつくり始めた頃に至ります。集団が存続するために本能的に大きく二つの戦略が発生したそうです。一つは他の集団から奪うこと。もう一つは、
働きたくても働けていない人は全国で1500万人。8人に1人の割合です。働きづらさを抱える人に伴走し、仕事を通じて「地域での暮らしを変える」ことを、企業と共に目指す取り組みが進んでいます。単に労働分野の話ではなく、これからの地域の在り方の話と捉えると― 「Work Magic ダイバーシティ育成型就労プロジェクト」は、特定非営利活動法人「わたしと僕の夢」が取り組む事業です。働きづらさを感じている人をサポートしつつ、企業にもアプローチ。その人に合わせた雇い方や仕事の切り出し方な