地域福祉マガジン【グッチョ】@久留米市地域福祉課

”○○”し合えるまちへ。 支え合い、助け合い、気に掛け合う。そんな人や動き、取り組みなどを紹介するマガジン「グッチョ」を展開中です。 ”ぐっちょ”とは、「何かを一緒にし合う」という意味を持つ、福岡県筑後地方の方言。日常に転がっている”グッチョ”を記事にします。

地域福祉マガジン【グッチョ】@久留米市地域福祉課

”○○”し合えるまちへ。 支え合い、助け合い、気に掛け合う。そんな人や動き、取り組みなどを紹介するマガジン「グッチョ」を展開中です。 ”ぐっちょ”とは、「何かを一緒にし合う」という意味を持つ、福岡県筑後地方の方言。日常に転がっている”グッチョ”を記事にします。

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    福岡県久留米市note始めます。 「〇〇し合える」がテーマの 地域福祉マガジン【グッチョ】です

    皆さん、はじめまして。 福岡県久留米市役所の地域福祉課、note担当のフトシです。 久留米と言えば、「豚骨ラーメン」「焼き鳥」「久留米絣」「松田聖子」「チェッカーズ」「鮎川誠」「田中麗奈」「吉田羊」「石橋凌」・・・と、上げればきりがないです。(逆に言うと「コレ!」という推しのインパクトに欠けるのかも) 人口30万人が暮らす県下3番目の都市。市域は九州一の大河筑後川と「屏風山」と言われる耳納連山に囲まれ、自然と都市部が共存した街です。 そんな久留米市が始めた地域福祉マガジ

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      • 出所者と身元引受人が語る。自分と向き合うのに必要なものは「誰かの存在」

        仮釈放の身元引受人に「仕事としてではなく、人として関わっています。本音で話してもらうために私も自分をさらけ出します」。30年にわたりホームレス支援や更生保護※を行う「久留米越冬活動の会」の事務局長、奥忍さんはこう話します。 現在、刑務所を出所した男性、新田さん(仮名)の身元引受人になっています。新田さんは数年前、窃盗で逮捕され、執行猶予付きの有罪判決を受けました。執行猶予期間中に再び窃盗で逮捕され、2年2カ月の実刑に。令和2年に収監、満期まで3カ月を残し今年6月に仮釈放され

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        • 創刊1周年のご褒美は、【グッチョ】を調べた小学生4人の研究発表

           ある日、地域福祉課の電話が鳴りました。電話の相手は北野小学校の先生。「子どもたちがグッチョについて調べていて」。苦節1年。こんなにうれしい日が来るとは。 依頼は突然「話を聞きたい」「秋山さんはたくさんのグッチョを書いている」「できるだけたくさんのことを調べたかった」―――。  グッチョ創刊から1年、延閲覧数は3万を超えました。そんな中、うれしい出来事がありました。  6月下旬、北野小学校で4年生の担任を務める岡美紀先生から電話がありました。聞けば、授業で身体障害をテーマ

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          • とあるWEBライターが自身の障害と向き合う。”ありのままの姿”を社会と共有する意味

            陽光が差し込むおしゃれなオフィスに立つ女性。今回の主人公は、このnoteを舞台の一つとして活動しているライターさんです。 サムネール画像で後ろ姿での登場には訳があります。抱えてきた生きづらさと向き合い、文章で表現する彼女の思いに迫ると、同じような状況の人だけでなく、社会にとっても大切なものがありました。 文章以外「壊滅的」と診断とあるnote記事【障がいのある私。顔出しするか迷う】には、精神障害のあるライターが取材を受けるにあたっての葛藤が描かれています。書いたのはWEBラ

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            ゴジラの敵役を務めたスーツアクターがローカルヒーローに。きっかけは息子の聴覚障害⁉

            コミュニケーション考える契機に聴覚障害のある人は、後ろからのコミュニケーションが苦手です。歩いている時に後ろから声をかけられたり、自転車のベルを鳴らされたりしても聞こえません。「無視している」と誤解され、追い抜きざまににらまれることもしばしば。 守李君は、胎児の時のウイルス感染で難聴になり、右の聴覚がわずかにある程度です。4月に聾学校幼稚部から町立の小学校に進学。歩いて通学しています。そこで両親がカバーに耳マークを貼り付けました。 和宏さんと理恵さんは「きちんと伝わること

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            「料理人であり生活者」。田舎で暮らして見えた課題を生かしてサスティナブルな循環の仕組みを

            「生産者の近くで暮らしたから見えた。田主丸に来なかったらこんなことはやっていないでしょうね」。耳納連山の麓にあるフレンチレストラン「Spoon」。オーナーシェフの井上勝紀さんは、地域課題を逆手に取り持続可能な経済循環を作りました。捨てられる柿を使ったジャムの製造販売です。 え?グッチョで料理人?ジャム?いえいえ、ちゃんと”グッチョ”な記事なので、ぜひお読みくださいね! 見えていない価値に気付いて2012年に開店。住まいも併設し、田主丸での暮らしが始まりました。「ここで暮らし

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            「どうせ」と「せっかくだから」の決定的な違い。”支援”という言葉の落とし穴に気づく

            拡大号から続く物語を紹介実家より実家「じじっか」。「血縁なき大家族」が、貧困からの脱出を目指す拠点です。ひとり親を中心に200世帯を超える皆さんが支え合っています。下のリンクの記事に続く2回目の掲載。今回は、この記事がきっかけで生まれたエピソードを紹介します。 記事の最後の方にじじっかの一角にある「ギフトルーム」の写真を載せました。寄付の品をもらえる仕組みです。欲しい物を段ボールから探すのではなく、店のようにラックや棚に陳列された中から選べます。利用する人の気持ちを大切にす

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            保護司と少女の手紙の交換。手書きに込めた思い、塀を越える

            「文字から彼女の変化が伝わってくるんですよ」。保護司を務める大坪平さんは手紙を見つめながら、話してくれました。 出所までの半年間、手紙を交換大坪さんに手紙を出したのは、令和3年12月に少年院を出所した少女です。大坪さんはこれまでに17人の保護観察を担当。犯罪や非行をした人が社会の中で更生できるように指導や支援をしてきました。 手紙の少女の担当になったのはその年の夏。保護観察所から頼まれ、少年院に入っている彼女を受け持つことになりました。まずは関係を作ろうと、母親を通じて手

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            人とのつながりが「生きる糧」。おじいちゃんがつくるイモを通して思い出した、ケースワーカーとしての想い

            「知り合いが居らんやったら、もう早よ死んでも良かと思うてしまいますもん」。取材の時、林敬一さんはこう話しました。【グッチョ】の過去記事「関係性にグッチョデザイン賞」で取り上げた焼きイモ企画に、サツマイモを提供してくれたのが林さんです。背景には、いろんな人のつながりがありました。 きっかけは環境部の職員私は生活支援課で働くケースワーカーです。生活保護を出すだけでなく、生活に困っている人を幅広く支援しています。私が林さんの担当になったきっかけは、環境部に異動した先輩職員からの電

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            当事者が向き合う。貧困からの脱出にこそ大切な「心のデザイン」@じじっか

            「実家より実家。じじっか」。なんかユニークなフレーズ。 福岡県久留米市で、ひとり親家庭や生活が苦しい世帯を中心に「貧困家庭の脱出」「地域子育ての実現」を目指す団体の拠点です。じじっかの取り組みの随所に「心をデザインする」という視点が光っています。 まずは、じじっかの紹介から。 さて、このリンクと重なる部分もありますが、いよいよ本題の記事にはいりますね。 血縁なき大家族が暮らし合う「めちゃくちゃ深刻な場面に出くわしますよ。『今から手首を切る!』って電話があって駆け付けたこ

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            記事を通して生まれた関係性に【グッチョデザイン賞】

            早いもので地域福祉マガジン【グッチョ】を始めて半年。このところ、グッチョを通して生まれたようなうれしい出来事がちらほらと。今回はそんなお話です。 ごみ拾いの後、焼きイモを 少し前に書いた記事「(生活保護担当者がレポート)子供たちのひと夏のチャレンジ。真のワクワク体験とは?」で「わたしと僕の夢(わた僕)」の塾に通う子どもたちを紹介しました。記事を書いたミリアムさんが、「わた僕」から相談を受けたのがきっかけです。 「フトシくんさ、寒くなってきたら焼きイモやん。ごみ拾いして、

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            「見守り」?「見張り」?朝カーテンを開けるじいちゃんのルーティンを例に地域の関わりを考える

            久留米市が昨年度「地域福祉啓発ポスター・チラシ」を作りました。訴えたのは「周りの人に意識を向けよう」のメッセージ。しかし、ある大学教授から疑問を投げかけられました。 「見てるだけ」に絞ってカーテンが半分開いた窓際にたたずむ人。添えたキャッチコピーは「あ、カーテン 今日も開いたね」。令和2年度に作った地域福祉の啓発ポスター・チラシです。ポスターは市内6000以上の事業所に、チラシは公共施設や関係機関、協力してくれる人たちに配りました。 伝えたいことは一つ。「見てるだけ。それ

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            (生活保護担当者がレポート)子供たちのひと夏のチャレンジ。真のワクワク体験とは?

            この記事を書いたのは、生活保護を担当する生活支援課で子どもたちの生活や学習を支援する事業の担当者。執筆体制も課の枠を超えちゃいました。 担当事業を利用する子どもたちが、夏休みに挑んだチャレンジに関わり、感じたことをつづりました。 地域福祉マガジン【グッチョ】とは? 子どもの学習・生活支援の場の現場から祭り、海水浴、キャンプ ―― 始まった時のワクワク感と、減らない宿題の山。誰しもが振り返る夏休みの思い出です。令和3年は令和2年に続いて、水の祭典も花火大会も中止になりました

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            災害現場で「タグ付け」するつなぎ役に。ハッシュ3兄弟の挑戦!

            「くるめ災害支援ネット『ハッシュ#』」が注目を集めています。ここに所属している、プロレスフリークの大学教授・松田光司さん(リングネーム・バイオレンス松田)、俳優の野間口徹さん似で川の生物好きの研究者・巽靖昭さん、防災士で社会人落語家・川嶋睦己さんの3人を追いました。 くるめ災害支援ネット「ハッシュ#」とは 令和2年11月に誕生。災害復旧活動だけでなく、社会福祉協議会のボランティアセンターの運営支援を担う。平時には床下浸水への対応講習を開催するなど、啓発活動も積極的に実施す

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            道路であいさつ13年!テレビでも放送された”敬礼おじさん”の思いとは?【下本杉一さん】

            寿司屋を73歳で引退した後、自宅前に立って、朝と夕方、13年にわたって通行する人や車にあいさつを続けている下本杉一さん、89歳。敬礼おじさんとしてテレビ番組で紹介されたこともある彼が見つけた居場所とは?人との関わり方とは? 「他にするこつ、なかもん」 早朝5時半から8時45分まで、夕方15時半から18時までの約6時間。山本町の県道沿いに住む“敬礼おじさん”こと下本杉一さんは、この13年間、家の前を通る人や車に敬礼しています。 なぜそんなに続けられるのかを聞くと、杉一さん(

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            精神疾患の経験を生かし、たどり着いたケアは「ただ、一緒に過ごす」。【磯田重行さん】

            磯田重行さんは、障害のある人が暮らしや健康、働く力などを回復する場を提供する「リカバリーセンターくるめ」の代表です。目標は「スタッフも利用者も共に元気に自分らしく暮らしていく」こと。普段あまり読書はしないのに、僕に無理やり本を持たされた磯田さんが大切にしている「経験者だからできる支援」にたどり着いた経過を描きました。 統合失調症、引きこもり。経験生かす 最近の普段着は市内のセレクトショップで、革靴のほとんどは福岡市の百貨店で購入する。「靴がよみがえる」と年一回は磨きに出す。

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