地域福祉マガジン【グッチョ】@久留米市地域福祉課
市役所の事業や動き、行政サービスの中にもグッチョな物語があるんです
グッチョな人や出来事に遭遇した職員が書いたコラムです
久留米を中心に地域でグッチョな動きをしている人を紹介した号を集めています
「くるめ災害支援ネット『ハッシュ#』」が注目を集めています。ここに所属している、プロレスフリークの大学教授・松田光司さん(リングネーム・バイオレンス松田)、俳優の野間口徹さん似で川の生物好きの研究者・巽靖昭さん、防災士で社会人落語家・川嶋睦己さんの3人を追いました。 くるめ災害支援ネット「ハッシュ#」とは 令和2年11月に誕生。災害復旧活動だけでなく、社会福祉協議会のボランティアセンターの運営支援を担う。平時には床下浸水への対応講習を開催するなど、啓発活動も積極的に実施す
寿司屋を73歳で引退した後、自宅前に立って、朝と夕方、13年にわたって通行する人や車にあいさつを続けている下本杉一さん、89歳。敬礼おじさんとしてテレビ番組で紹介されたこともある彼が見つけた居場所とは?人との関わり方とは? 「他にするこつ、なかもん」 早朝5時半から8時45分まで、夕方15時半から18時までの約6時間。山本町の県道沿いに住む“敬礼おじさん”こと下本杉一さんは、この13年間、家の前を通る人や車に敬礼しています。 なぜそんなに続けられるのかを聞くと、杉一さん(
磯田重行さんは、障害のある人が暮らしや健康、働く力などを回復する場を提供する「リカバリーセンターくるめ」の代表です。目標は「スタッフも利用者も共に元気に自分らしく暮らしていく」こと。普段あまり読書はしないのに、僕に無理やり本を持たされた磯田さんが大切にしている「経験者だからできる支援」にたどり着いた経過を描きました。 統合失調症、引きこもり。経験生かす 最近の普段着は市内のセレクトショップで、革靴のほとんどは福岡市の百貨店で購入する。「靴がよみがえる」と年一回は磨きに出す。
古くからの客のために市役所へ 久留米市役所は、昼休みも当番職員を決めて窓口を開けています。僕が当番だった日の12時50分。50歳前後の夫婦が窓口に。 「少し話を聞いて欲しいのですが」 夫婦は居酒屋経営。古くからの客である高齢夫婦についての相談でした。 「おじいちゃんは数年前に病気をして半身が不自由なのですが、先日、おばあちゃんも脳梗塞で入院することになって」 「今日は、おばあちゃんの健康保険関係の手続きに代理で来たんです。おばあちゃんはとにかく今後が心配で、病院で聞いたらパ
心の燃料補給。良い制度にしたくて 「私の今日のランチは、久留米ホットドッグですー。具はキャベツとハムなんです。珍しいでしょ」。 梅雨が明けたばかりの7月下旬の月曜。会議室でZoomの画面越しに、私はご当地ホットドッグを自慢していました。 久留米市は令和3年度から「重層的支援体制整備」に取り組んでいます。高齢者、障害者、子ども、生活困窮など、部署を超えて制度を「重ね合わせる」体制を模索中。 社会福祉法改正に伴う壮大な話だから、今年スタートできたのは全国で42市区町だけ。担当
皆さん、はじめまして。 福岡県久留米市役所の地域福祉課、note担当のフトシです。 久留米と言えば、「豚骨ラーメン」「焼き鳥」「久留米絣」「松田聖子」「チェッカーズ」「鮎川誠」「田中麗奈」「吉田羊」「石橋凌」・・・と、上げればきりがないです。(逆に言うと「コレ!」という推しのインパクトに欠けるのかも) 人口30万人が暮らす県下3番目の都市。市域は九州一の大河筑後川と「屏風山」と言われる耳納連山に囲まれ、自然と都市部が共存した街です。 そんな久留米市が始めた地域福祉マガジ